中指斬残、捌断ち儀



対処としては間違いない、けれども。


「伯母さん、は……」


元には戻らないのかと聞こうとすれば、笑われた。


「シシッ、無理だな。むりむり、完璧に“アレを受容しちまった”よ。理解しちまって、あー、もう戻らない。一生このままだ」


一生、このまま。

その言葉が全身に突き刺さる。


このまま、壊れたまま、人として生きられないまま在り続ける伯母さんは――


「僕が……」


やってしまった結果なんだと、暗くなった廊下で頭を下げた――