中指斬残、捌断ち儀



「おば……」


「ま、でーも、そのババアの自業自得だわな。走るトラック前に仁王立ちしてるよーなもんだ。わたるん傷つけるって、そーいう意味だしぃ。“おもしれえ悲惨さじゃねえか、自業自得に相応しいよ”。シシッ」


「おばさ、ん……」


「ちょーひさんっ、無知は罪とか言うけどよー。ここまでくっと、可哀想通り越してネタすぎるわっ、笑えるぅ!

終わりだ、手遅れ、はいはいおしまーいっ。また来週もねえから、いいもん見れたし、どら、俺は帰っかなぁ」


「伯母さん、伯母さ、ん……」


「……」


「伯母さ、ん……伯母さん……」


「……」


「伯母さ、すみませ……僕のせい、で、伯母さん……」


「……」


伯母さんに近づき、動かない体を揺すっていれば、どけと足が僕の体を退けさせた。