呪いとして、呪い本来のあり方で僕を守ってくれている。
僕が弱いから、守らなきゃ死んでしまうないし壊れてしまうからと、中指のない手が伸びる。
「やめっ、やだ!もう、やめてくださ……っ!」
僕のせいでまた伯母さんがどうにかなってしまうのは嫌だと叫んだ。
「やめてくださいっ、やめてっ、やめてくれ!」
僕が全て悪いんだと、周りを傷つけないでと喚く。
「もう、や、だ……!くそっ、だからやめてって、言ってっ、やめてくれ、お願いだから!」
何もできないから無駄に騒いだ。
叫んでも、喚いても、騒いでも訴えても、乞いて懇願し祈って、また叫んで喚いて騒いでを――
「やだ、う、ああぁぁぁぁぁぁ!」
叶わないから、声が出たんだ。


