それだけ平々凡々とはかけ離れてしまった。


それほど僕は周りの子と違ってしまった。


それぐらい今の非日常が習慣化してしまった。


今でも思い出す。
そうして思い返す。


なんで僕は、あの“箱”を開けてしまったのだろうと。