中指斬残、捌断ち儀



「もう誰とも話すなっ。お前が話せば、そいつが呪われる!お前のせいで人が死ぬんだ!」


その台詞から、僕は誰とも話せなくなった。


まったくとは言わないけど、雑談だなんて一切しない、あるのは返事しなきゃいけない時だけであって、僕は誰とも“親しくなろう”とは思わなかった。


安直すぎると言わないでほしい。


まだまだ僕は幼く無知で、伯母さんという支配者にそう命じられた以上、従うしかない。


マインドコントロールだなんて最近言うけど、子供ほど洗脳しやすいものはいないと僕は思う。


何もかもを吸収できる時期、おかしなことでも鵜呑みにしてしまうし、何よりも、僕自身が“加害者でありたがった”。