先生は『そうか』と僕も事故の被害者として見てくれたし、意識を取り戻したシュウくんも決して僕のせいにはしなかった。
後日あたりに雨漏り補修に携わった建築業者が、きちんと固定していなかったこちらの過失だと、学校側等にお詫びにさえ来た。
子供がしたことながら、詫びをした建築業者に責任を果たさせようと――加害者がはっきりもしてきたのに。
たった一人だけ、この事故を僕の責任だと言い放った人がいた。
伯母さんだ。
事故当時に、病院まで僕を迎えに来てくれた伯母さんは、先生と話す分にはいたって普通であり、誰かのせいにするなんて口振りはなかったものの。
家に帰るなりにあった“浄め儀”から豹変してしまった。


