衝撃的な行為を、伯母さんと住む当日からやられてしまったため、僕は伯母さんを恐れた。
幼いのだからなおのこと、痛みをともなった教えというのは『言う通りにしなければ叩かれる』と僕を縛る鎖となる。
逃げることも、誰かに救いを求めることもできず、僕はただただ伯母さんの機嫌を損なわないように顔色を窺う生活をし、伯母さんの言いなりになった。
痛まなくなった時がこようとも、水かけはまだあるし、小さな頭に根付いた戒め(トラウマ)が払拭できるわけもなく、中学にあがるまで僕はずっと伯母さんの言いなりになっていた。
弱かった、ただひたすらに。
世間に疎く、この生活が当たり前だと思えるほどに、僕の見る世界というのは狭かったんだ。


