「言っておくが、勘違いすんなよ」
「ツンデレ100%のときは、ツンが70のデレが30になんなきゃ駄目みたいですよ」
「変人みてえなこと言うんじゃねえよっ。いいか、俺の目標は変わらねえ。てめえを不幸にして、死ぬ間際まで遊び尽くしてやんよ。中指がなくなったからって、まだ安心するのは早いぜ?なんせ、まだ俺がいる」
「はい。一緒にお月見をしてくれる藤馬さんがいますね」
「気に食わねえ言い方すんなっ。あー、腹立つ。本調子になったら、ぜってえ呪うから。二十歳に死ぬような、えぐいもんかけてやんよぅ。立派な命乞い見せてくれよなぁ」
「そうして僕は、また藤馬さんに助けられるんですね」
「ばっ、誰が助けたってんだ!」


