「っー」
代弁、「ふざけんなあぁっ」と言いたい藤馬にお構い無く、さざめきはその腹にも落書きをし始めた。
「まーるかいてちょん」
「っー!」
代弁ニ、「なんでそこで青狸いぃぃ!?」とのツッコミを聞かずして、絵描き歌を続けるさざめきは、どんどんと藤馬の体至るところに適当な絵を書いていった。
時には『五十鈴たんラヴ!』『わたるんにきゅんきゅん』『さざめきさんパネェっす!』やらの文字もちらほらと。
文字通り汚されていく体。黒ペンに油性の文字を見つけてしまった藤馬は軽く絶望すらもしてしまうわけだが。
「素敵100%。――内訳、芸術的50%。国宝級40%。写真撮りたい10%」
10%の悪意で血の気が引く思いとなった。


