電車を乗り換えても、その違和感は続いた。
心地悪さのおかげで眠気は覚めたけれど、落ち着かない。
飲み過ぎてしまったのだろうか。
私も26になったことだし、もう深酒はするなという体のサイン?
これもいわゆる“曲がり角”と呼ばれる現象のひとつ?
モヤモヤ考えている間に、電車は最寄り駅に到着した。
今朝のでき事を思い出して更なる心地悪さを感じつつ、逃げるように早足で自宅に向かう。
昼間は暑いくらいに暖かくなってきたが、夜風はまだ涼しくて気持ちいい。
しかし、ふとまたあの違和感に襲われる。
長い間この感覚に苛まれて、だんだんその正体がわかってきた。
おそらく、私は誰かに尾けられている。



