ははは。
そんなこと、君には関係ないよ。
関係ないって……何かあるって言っているようなもんじゃないですか。
そう思いたければ思えばいい。
とにかく俺は、彼女を君から守りたいだけなんだ。
新田さん。
お気持ちはわかりましたから、今は仕事の話をしませんか。
弦川さんの話は、別の機会に彼女を交えてしましょう。
山村くん、わかってないね。
これは僕なりに考えた、今回の取引についての条件なんだけどな。
は? 条件?
そうだよ。
君がうちの弦川真咲と必要以上に接触するつもりなら、金輪際うちがオリオンを使うことはないと考えてもらっていい。
……そう来ますか。
さすが、話がわかるね。
助かるよ。
いいえ、僕は納得していませんよ。
その条件、飲めません。
だったら今日の商談、これでおしまいってことになるけど、いいの?
月300万の商談を棒に振るんだ。
度胸あるね。



