「いや、俺彼女と来てるんで」 その言葉にキュンとした心も 「えー、どこ?あたしより可愛ければ諦めてあげるぅ」 って甘い声に急降下。 キュッと唇を噛んで下を向く。 わかってる。 あたし達似合ってない。 渡瀬先輩は学校のアイドルで あたしはただのファンだったんだから。 少しでもオシャレしてきてたら。 少しでもあたしが魅力的に見えたのかな? そしたら少しでも 先輩の彼女に見えた?