「「理佐ッ」」


「あれ?二人で何…してるの?」


「「なんもしてねぇ!!」」


「ふふっ…おかしいの」


そう理佐は笑った。


「お前…大丈夫なのか?」


心配そうに村上が理佐に聞く。

オレだってそれ、気になってるんだっての。


「え?…あぁそっか…うん。大丈夫みたい!だから二人とも早く戻って」


理佐に言われてオレ達二人は仕方なく保健室を後にした。