「りーさっ!」
「亮介…!」


あたしは名前を呼ばれた方をみた。


「まだ帰んねぇの?」
「あ、うん…そろそろ」


亮介があたしの前の机に目をやる。


「アイツから…まだ連絡来てねぇの?」

「…うん」