悠に手を引かれるがままずっと歩いてる。

一言も交わすことなく。


一体どこへ向かってるの?

あたしは途中で気がつく。


「…学校?」


もうあたりは真っ暗。時間は大体21時過ぎ…

そして学校へついた。


「し…閉まってるよ?」
「大丈夫」


そう言うと、悠はひとつの窓へと向かった。




…開いてる!


「ここ鍵壊れてんだ」