トライアングル×3―秘密の三角関係―

そんなこと、言われたら、ガキだったオレはすぐ舞い上がってしまう。


でも伊吹は違ったんだ




ガラ

「おーす…」


伊吹の部屋のドアをあけたのは――――



「たっ…達哉・・・さん・・」


オレはパニクった。


「達哉…」


伊吹は呆然としてる。


「あぁ…わり。これ母さんが持ってけって。」


達哉さんは何か袋をおいて部屋を出た。