トライアングル×3―秘密の三角関係―

あの衝撃の初体験から約1ヶ月。

オレは相変わらず毎日めんどい学校へ行っていた。
だけど伊吹がいるから。学校に行く意義を見つけた。


放課後は毎日とは言わないが大抵伊吹といた。


伊吹の家は親が殆どいない。
伊吹の家に行くときはオレは毎回伊吹を抱いた。


「ねぇ?亮介泊まってけばいーのに!」
「ばっ…んなことできるか!!」

オレと伊吹は布団の中にいた。


「ちぇ。生でも絶対ヤんないしね!」」
「おまっ…当たり前だろ!ちょっとは自分大事にしろ!!」
「毎回ヤッといてよく言うよ」


ニヤニヤしながら伊吹は言った。

「・・・・・・」

返す言葉がないオレ。
そして服を着た。





「亮介となら、いいのにな」