「げっ!!?」

「亮介??」


あたしは振り向くとそこには見たことのない女の人が立っていた。

校章の色が違う・・・3年生?


「探したよぉ」


「新田の彼女か」


明らかに知り合いっぽい雰囲気で亮介に近寄るその人を見て悠は真顔で突っ込む。


「違う!!!オレはこいつに…」


珍しくテンパってる亮介の腕にからむ謎の先輩。


「野原伊吹、3年。亮介とは中学からの仲!よろしくね?」

「よろしくしねぇよ!!」


亮介は煙たがってるみたい…


のはらいぶき先輩…か。