ならば僕らは、 だから僕らは、 ちっぽけな、 この箱庭の中で僕らは、 うわべだけの綺麗さを、 どうにか保って、 たったひとつの灯に寄り添い、 溜息で消してしまわないように、 笑顔が消えてしまわないように、 それだけを願って、 ただ願って、 そうやって、 過ごすしかないんだ。