朝の吸血鬼(編集中)

彼女と初めて会ったのは1年の春


俺が夜の月夜を歩いている時に出会った


出会ったとは言っても擦れ違っただけ


やっと彼女の足が止まった

「あんた、私の苦しみが解る?」


「苦しみ?」


それは全く想像していなかった言葉だった


そして1番、特に紫の口からは聞きたくない言葉だった