満月の兎



ふわりと浮いた身体は
安定感を無くして揺れる

「だからっ!!うるせぇって!!」

ドサッと望月君の腕の中に落ちた

「……もぅお姫様抱っこなんかしない…」

ドッドッドッと脈を打つ心臓に
あたしは身体を小さく縮こまる



「何で?」



何でって!?
あんたあたしを殺しかけたんだよっ!!