「お先に有難う御座いました。」 振り返ると、風呂上がりのゆの。 俺はゆのの姿を見て、絶句。 少し透けてる感じの黒い超ミニのワンピース。 胸元は予想通り、パックリ。 スカートの裾は超ミニなのに、ヒラヒラ。 今にも海風でめくれそう。 ここが薄暗いテラスで良かったのか…悪かったのか…。 どっちも良くねぇっつうか、母さんアホだろ!! ゆのに何させる気なんだよ!? 俺をどうする気なんだよ――――!! 母さんが言ってた“お手付き”を今にもしそうだっつうの!!