次の日、私はモデルの仕事があって学校を休んだ。
皆にそのことをキッチリ連絡しといた。
そして今日の仕事はなんと・・・!
羽美と一緒・・・!
羽美が読者モデルをしている雑誌で二人で載るオファーが来た。
それを聞いた時は飛び上がって喜んだ。
仕事ですからね、なんて笹島さんに釘をさされたけど。
今日は9時にスタジオ入り。
何着も着るらしいから一日はかかる、と言われてる。
けど、学校のファッションショーの準備もしたいしなぁ・・・。
そして私は思った。
「羽美!今日は巻いていこうね!」
「うんー!りょーかーい」
「わかってる!?
私、ショーの準備にも行きたいから・・・頼んだよ!私も頑張るけど!」
「だいじょーぶ。」
スタジオに着いて羽美に会うなり私はそう言った。
そう、巻いて巻いて巻けばきっと早く終わるはず・・・!
私はいつも以上に気合いが入る。
もー、羽美の間延びした感じが心配だなー。
ま、でも撮影が開始されればスイッチ入るんだろうけど。
「じゃあ着替えお願いしまーす」
「「はーい」」
私は咄嗟に振り向いて返事をした。
そして軽い早歩きで着替え場所に向かう。
えぇ、なんて羽美がだるそうな声をあげてたけど。
そして高速で着替えてメイクとか髪も整えてもらって。
それでソワソワしつつも開始されるまで待って。
「じゃあお願いしまーす」
そう言われた瞬間に立ち上がってカメラの前へ。
一発でキメてやる!
羽美と並んで、チラと羽美を見てみれば、
もう完全にモデルモード全開だった。
羽美もこっちを見て、グッと親指をたてる。
任せろ、そんな感じ。
「じゃあこっちに目線お願いしまーす」
そう指示が飛び、
私達は顔をつくって、ポーズをキメ・・・!
パシャ・・・!
私達にフラッシュが注がれた。
「おおー、一発目から超いいじゃん・・・!」
カメラマンさんがニッと歯を見せる。
編集さん達もモニターで確認しながら頷いてる。
よし、このまま進め!
私達は腕を組んだり、足を二人で前に出してみたり、
背中と背中をあわせてみたり。
「オッケー!」
カメラマンさんが数分でそう言った。
私達は顔を見合わせた。
「「やったね!」」
そうハイタッチして、また高速で着替えに行った。


