逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜





「皆平気なのかな・・・」




私と要路、二人で夜だからかあまり人の通っていない道を歩く。




私はボソボソぼやく。




「大丈夫だよ。



ああ見えても皆屈強な男達だからさ。」




「く、屈強ぅ・・・?」




私は皆を思い浮かべた。




皆、スタイルよくて、



細くて・・・。




細マッチョレベル・・・。




「屈強とは言えないッ」




私はブンブン頭を振った。




すると隣で笑い出す要路。




「酷いな。ははっ。



俺達はそんなに弱そうに見えるか?



こう見えて、一人の女性くらい守る自信はあるよ。」




そう言って私の手をとってみせた。




ドキリ、



そんな仕草になんだか心臓が痛くなった。




そして旬の姿が私の脳裏を過ぎる。




私は掴まれながら歩く私の右手と要路の顔を見比べた。




涼しい顔してる。




いやいや、掴まないで欲しい。




なんだろう、



この心を渦巻くなんか・・・モヤみたいな。




うう、歯痒い。




・・・これはきっと、罪悪感ってやつ。




旬に対する、罪悪感。




私は口を開く。




「はなして・・・?」




私は要路を見上げて言った。




すると要路はチラと私を見下ろした。




そしてあからさまにすぐに視線をそらした。




そして手も、すぐにバッと離した。




うわあ、



なんだかいきなりの事だったからか、


よろけるまでは行かないけれど、


少しバランスが崩れた。




そのことを気づかれない内にすぐ体勢を立て直して要路を見た。




視線を合わせてくれない。




なに、なに・・・?




なんだか胸がざわめく。




そして横顔からだけど、口が開いたのが見えた。




「・・・ごめん。」




静かに言った。




「・・・大丈夫。」




私も同じテンションで返す。




そして要路はほのかに笑った。




なんだか、苦しそうだけど。




「そうだよな・・・。



美里は旬の彼女だし・・・。




俺が入る間はない・・・」




聞こえるか聞こえないかくらいの声で言った。




・・・独り言?




いや、なんか違う気がする。




すると要路は体の向きを変えて私を見た。




・・・?




私も少しかしこまって止まる。