あの夏の君へ






『……オッケー??』

「うん。分かった。待ってる」

『六時くらいにはそっち行けるし!!あ……じゃあ、バス着たし、行くわ』

「うん。早く来てね…」

『うん………なぁ、亜樹』

「ん!?何??」

『いや。何も無いで…!!じゃあ、また後で』



君の声は切なくも、嬉しそうで。

私は君が喋るたびに涙が出た。

録画していたさっきの野球の試合を何度も見た。

何度見ても……カッコいい。

やっぱり私にはあんたしかおらへん。

今日会ったら荻が何を言ってくるか分かるようで、分からへんけど…。