あの夏の君へ






荻が追いかけてるのはあくまで私を甲子園に連れていくって夢であって…。

もう好きとかは無いんやないんかな…。

「何で?何で電話しよかな思ったん??」

『え??んー…』













『試合の日程言おかな思てたし』



ほら、やっぱり。

もう気持ち…ないやん。

声聞きたいからとか、私には正式な理由がある。

彼にとっての理由は…あくまで私を甲子園に連れていくってことについてだけ。