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『…本当にあの時は、お前に殺意が芽生えたわ…。あの後、お前は、先生たちの前で全ての罪をオレになすりつけ、意気揚々と帰っていったんだよな……』


三田村がフフフと不気味な笑みを浮かべながらそう言った。




「あ〜そういえばあったなぁ〜そんなこと…でも、あれは、そこまで大したことじゃなかったじゃん??」



『大したない!?お前な〜ちっとは反省しろよ!オレたちがいなくて警察ざたにまでなってたんだぞ!?オレは親父たちにこっぴどく叱られるし…寿命が縮まったわ!!!』


「あ〜悪かったって。めっちゃ反省してるよ。」



正直、あんまり覚えてないがひとまずこの場はこう言っておこう…。



『…まぁ、反省してるんならいいんだけどさ。てか、こっちは、お前が相当なことしないかぎりもう驚かないぜ??』


三田村は、そう言って笑った。