リビングへ戻ろうと振り返った瞬間..
『結城』
俺の目の前に居る
萌チャンに呼ばれてその場で固まる。
「萌チャン…」
『どうしてあたしの事避けるの?』
萌チャンは俺の頬に触れ
上目使いで見つめる..
「……。」
『ねぇあたしの事、好きなんでしょ?抱きたくてたまらないんでしょ?』
肩まで
はだけたバスローブからは
胸の谷間が見えていて。
「俺を誘ってんの?」
『…だとしたらあたしの事、気持ち良くしてくれる?』
俺は何も言わず
萌チャンの体を片手で優しく抱き寄せ
萌チャンの唇に自分の唇を近づける。
『……。』
キスされると思い目を閉じる萌チャン
「……。」
萌チャンが
目を閉じるのを確認した俺は
キッチンに置いてある
調味料入れを手探りで探し
『結城…?』
目を開けようとした萌チャンに
調味料入れの1つを箱ごと投げかける
『ギャアアァァア …結城…おま、え…』
「萌チャンは俺に対してそんな事するような子じゃない。誰だ?萌チャンに何をした!?」
萌は悲鳴にならない悲鳴を上げ続け
その場に崩れ倒れた


