数日後..
『結城はまだ入院してんのかよ…』
結城が
退院するまでの
我慢だと思って
昼は
公園に居たり適当に
店をぶらぶらしたり
そして
夜は
漫画喫茶を転々としていたあたしは
一切連絡のない結城にイライラが増してゆく
ちなみに今日は
7月13日
退院予定日から
2週間以上も経つのに
どうして連絡がない?
『…残り398円』
ここ数日何にも食べてないから
空腹のあまり頭がクラクラする
金がある間
結城には迷惑をかけず
我慢しようと思ってた
でももうそれも限界
痺れを切らしたあたしは
結城に電話をかける事に
やば、頭がボーっとする
数回呼び出し音が鳴った後
" もしもし? "
懐かしい愛しい男の声が
あたしの耳に聞こえた..
『も、しもし結城、あたし』
" 萌チャン!?…ずっと連絡出来なくてごめん。俺… "
『結城、助け、て…』
気持ち悪い
"え、萌チャンどうしたの?今どこに居…"
貧血?
『病院近くの公園にい…』
目の前が真っ暗になって
結城の声がどんどん小さくなって行く..
" もしもし、萌チャン!? "


