「電池?悪いけどボタン電池はそこに出てる分だけしか置いてなくてね…」
『そうですか…ちなみに今何時ですか?時計がないから時間が解らなくて…』
「ああ、今なら2時50分よ」
『ありがとうございます…あ、そうそうお茶…あたしの知り合いがここの5階に入院してて…お茶買って行ってあげなきゃ』
「入院して…そりゃあ大変だね」
『そんな事ないですよ』
これであたしの事
店員に印象付いただろう
すっかり仲良くなり
暫くの間売店の店員と
世間話をしたあたしは
『あ、ヤバい3時過ぎちゃった…』
「見舞いに行くのかい?」
『はい!早く行って帰らなきゃ今日はちょっと用事があるし…』
「行ってらっしゃい」
お茶だけ買って結城の病室へ..


