ブログ女 ーAyu Official Blogー



「おい萌!」



廊下を歩くあたしを



突然


背後から引き止める
聞き覚えのある声に



ため息を吐きながら
ゆっくりと振り返る



『何だよ糞ガキ』



しかも呼び捨て?



「昨日僕が言ったことそんなに気にしてたんだ?」



『は?』



「それよりさ図書館に行くんだろ?なぁ萌、僕が好きそうな本借りて来いよ」



『誰に命令してんの?』



睨むあたしを見てにっと笑う健太..



「誰にって…どこまで頭悪いの?1人しか居ないじゃん」



『……。』



この糞ガキ…
もう我慢の限界



好き放題偉そうに言いやがって



糞ガキ健太に対して
怒鳴ろうとした瞬間



「健太君!いつも病室から出ちゃ駄目だって言ってるでしょ!」



「げっ、煩いおばさんが来た…」



前方から歩いて来た
看護婦に見つかって



「じゃ萌、よろしく!」



『あ、待て健太!』



慌てて病室へ戻って行った