フッと空を仰ぐ。 「梶…眠たい」 「おう」 だからどうしろというんだ。あくまでもマイペースで自由奔放、それがあおいだけど。 「うー膝枕欲しい」 「それは俺にしろと言ってんのか」 「いや梶の場合あたしを蹴落とすでしょ」 「信用ないねえ俺」 一番楽だ。 あおいと喋ってるときは体が、心がリラックスしている。 そよそよと風に揺れるあおいの髪を見ていると所々小さくはねているのが見えた。…くせっ毛は相変わらずか。