恋に焦がれて迷走中

カシャ


「え?」


目を開くと携帯を持った空也がいて


「何してんのよ。」


「あ、いやあんまり可愛かったんでつい。


 や、片思い長かったんで。嬉しくってっていうか~」


キスするでしょ普通、、、


呆れた顔のあたしに


「ごめん。」


なんとも情けない顔をした。


「何やってんのよ~馬鹿。」


空也らしくない空也


こんな顔見られるのも彼女の特権かな。