「…噂なんてあてにしないの。 もしかしたら違うかもしれないし」 「なら直接確かめたほうがいいんじゃないかな?」 「絶対に違うだろうけど」 わざと明るく言った。 うまく笑えてたかな… 信じたくない。 友貴も安結もそんな人じゃない。 嘘だ。 嘘だ!! 友貴と安結に私の家に来るようにメールした。 2人を信じたかった。 嘘だって思いたかった。 だけど私は… 絶望することになる。