私も思い当たる節を考えつつ、鳴瀬くんの返答を待った。 けれど。 「だっめだーー。思い出せないや」 ごめんね。と紙を返されてそれなりの返答で返す。 やっぱり待ってみたほうがいいのかな。でも怖そうな人だったら嫌だし。 でも絶対に知らない人だとも言い切れないし。 困ったと思考を巡らせている所に爆弾が投下された。 「告白だったりしてねーー」 それは、実に陽気な爆音だった。