恋愛野獣会

まさか、本当に残念がってるの?



でもたった数時間しか一緒にいないのに、そんなに落ち込むことはないだろう。



「じゃぁ……気をつけてね」



優人先輩は上目遣いでそう言って、手を振ったのだった。