恋愛野獣会

横になっている白夜先輩の体は青アザだらけで、素人が見ても相手が複数いたんだという事は理解できた。



しかも、半そでの服で隠れない腕、顔、首には何の傷もない。



だからあの時、気づかなかったんだ――。



「どうして」



声が震えて、その場に立っていられなくなった。



床に膝をついて、白夜先輩を見上げる。



「どうして、こんなこと……」



あまりの痛々しさに先輩を見続けることさえできない。