恋愛野獣会

「どういう事? ついさっき無表情のまま体育館に入って行ったのに」



「その時だ。あいつ生徒会の仕事ほったらかして外で喧嘩してきたらしい」



喧嘩!?



大きく目を見開き、立ち上がる。



そんな、なんで?



すれ違ったあの時、先輩は何も言わなかった。



「ごめんタケル君。私行くね」



座ったままのタケル君を振り返らずに、私は青葉先輩の後を追った――。