恋愛野獣会

手の上のバッヂをひょいっと掴み、私の胸に付けてくれるタケル君。



なんか……さっきの白夜先輩の様子が気になる。



まるで私があんな顔をさせちゃったような……。



「どうしたの? 元気ないね?」



「たいしたことじゃないの」



寮に戻ってからでも話は聞ける。



パーティが始まったら機嫌を直してくれるかもしれないし。



そう思い、曖昧に微笑んだ。