「あいつって分かってないのに、 会話に入ってくんな!って 思わない?」 「思う! 会話の邪魔だよね(笑)」 二人は楽しそうに笑う声が 聞こえた。 "あいつ"って多分、私のことだ。 私、教室のドアの前で 立ち尽くした。 私が人の恋愛話を嫌がってた ように二人も私のノリの悪さを 嫌がっていたんだ。