不器用恋愛




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とまぁ
昨日そんなことがあり
あたしには先輩のことと
今日の朝の大輝のことでいっぱいいっぱいだ。










「でもさー先輩の印象変わったよね〜」


ミルクティーを飲みながら呆れたように言う美咲。


「確かに・・・・」


あたしもカルピスを飲みながら頷く。


「ってか奈緒強いね!!あそこ蹴るとかwww」


「ハハハ・・・・」

そこに関しては苦笑いしかできないよ。

あたしは少し恥ずかしくなってそれを誤魔化すためカルピスに口をつける。


















「それもーらい」

頭の上からそんな声が聞こえてきたかと思うと
さっきまであたしの手の中にあったカルピスが奪われた。



こんなことするやつ
一人しかいない。