不器用恋愛




「えっ・・・・・?」



聞き間違いだと思いたいのに
先輩の顔が近づいてくる。











やだやだやだやだ・・・・



必死に抵抗するけど
手をがっちり抑えられててびくともしない。













「・・・・・やめてください!!」


ゴンッ


「う゛ぅっ・・・・」



先輩との距離わずか2㎝



あたしは無意識のうちに先輩のあそこに
キックをかましていた。

相当力を込めたからか
しゃがみこんで動かない先輩・・・・。







「せ、先輩すいません!!」


それだけ言うと
しゃがみこんでいる先輩の横を通り過ぎ
全速力で自分の教室に戻った。