不器用恋愛





「んな緊張すんなよ」


大輝があたしの頭に手を置きながら言ってきた。





「練習してきたんだし大丈夫だって」


そう言い軽くあたしの頭を小突くと
ジャンプボールの位置に行ってしまった。














いいやつなんだか
やなやつなんだか・・・



そんなことを考えていると
















「御条さん」


振り向くと鋭い目つきであたしを睨む田代さん。








そしてあたしに近づき
すれ違いざまに











「調子にのんじゃないわよ」





ピピー






田代さんの声と同時に試合が始まった。