「寒いだろ?服着たら?」
私はベッドの下に散乱している服をかき集め、ベッドの中で着替える。
「中じゃ着替えにくくね?」
「いっ…いいの!!」
確かに着替えにくいけど大輝に見られるのだけは避けたい…。
「もう昨日全部見たし関係なくね?」
私の心を見透かしたのかと聞きたくなるぐらい、確信を突かれ固まってしまう。
「昨日の奈緒……可愛かったなぁ」
「!!?////」
「自分がめちゃめちゃ甘い声出してたの…知ってる?」
「っ//////」
さらに追い打ちをかけるように大輝が迫ってきて、ベッドから落ちそうになる。