不器用恋愛




━━━……クリスマス当日







「はい、おばちゃんから奈緒ちゃんにプレゼント」


「わぁ!!ありがとうございます!!」



毎年俺の両親から奈緒の家の子どもへ、奈緒の両親から俺の家の子どもへクリスマスプレゼントを渡している。


今年は…
ってか毎年そうなんだけど、服をもらった。
奈緒の姉ちゃんはセンスがいいから毎年俺に合う服をくれる。

俺んちにはセンスのいいやつなんていないから、毎年違うんだけど……






「姉貴…奈緒に何やったの?」


俺の隣に座って何か企んでそうな悪い笑みを浮かべた姉。


ちなみに奈緒には社会人の兄と、大学生の姉。

俺には奈緒の姉ちゃんと同い年の姉と中学生の弟がいる。






「奈緒ちゃんよりあんたが喜ぶもんかな〜」


「はぁ?」


ニヤニヤしてる姉貴をよそに奈緒がプレゼントの袋を開け、中を覗き込む。