「プレゼント何がいいかな……」
あれから大輝と仲直りしたけど、やっぱり少し気まずい毎日。
クリスマスを1ヶ月後に控えた今日、美咲と2人で大型ショッピングモールに来ていた。
「……大輝の欲しいものがわからないよ……」
彼女でしかも毎日一緒にいるくせに、彼氏の欲しいものひとつもわからない。
「ぶっちゃけ櫻宮が欲しいのは奈緒でしょ」
「ちょっ////なに言ってんの!?」
「本当のことでしょ〜(笑)」
美咲の冗談にならない冗談に顔が赤くなる。
「手作りとかありきたりすぎるし古いかな〜……」
毛糸屋さんの前で美咲が立ち止まった。

