ダッシュで戻ったのはいいけど、ただ単に忘れたのか、それともわざとかはわかんねーけど数学のプリントだけちゃっかり置いてった奈緒。








………

正直辛い。





今日だって何の拷問だよってぐらい俺には厳しい試練が待っていた。



ショーパンから伸びる白くて程よい細さの足。
Tシャツも流行りなのか知らねーけど、ゆるいかんじだったから……
奈緒が下を向く度に俺にはばっちり谷間が見えてたわけで……。



いや、見なきゃいい話なんだけど。


そんなこと健全な男子高校生には無理な話で。













俺はあいつのこと昔っから"女"として見てきたけど。


あいつは"幼なじみ"って感覚が強いらしい。







やっとキスに慣れてきたけど(それでも息の仕方下手だけど…)
それ以上は拒まれる。