不器用恋愛




「那月ちゃん!?」


そこにいたのは
モヤモヤの原因のひとつでもある人物。



那月ちゃんは無反応のままあたしの隣に座る。




気まずい雰囲気…
何か喋ったほうがいいのかなと考えてると
那月ちゃんが小さい声で呟いた。







「幼なじみってずるいよね」





「……私が大輝くんのこと狙ってると思ってる?」


「…違うんですか?」


「違くないわ……昨日まではね」


「昨日まで…?」


「振られたの、こっぴどくね」


「!!!!!?」


那月ちゃんを見ると少し切なそうだった。