「ずるいよ……大輝は……」
奈緒は俯きながら
小さな声で絞り出すように話す。
「……大輝のこと……責めようかなとかちょっと考えてたのに……いつのまにかあたしが攻められてるし……」
「……奈緒が思ってること全部言ってよ」
「………」
「奈緒に嫌な思いさせたままは嫌だし」
「………嫌わない?」
目を潤めながら、バカなことを言ってくる奈緒。
「嫌うわけねーだろ」
「ウザいとか思わない?」
「思わねーよ」
んなの思うわけねーだろ。
「俺…奈緒しか好きじゃねーもん」
「!!!/////」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…