不器用恋愛




やっぱり夏休みの水族館ってだけあって子供連れとカップルばっかりだった。




いつのまにか絡められたら手・・・・。
さっきの事も忘れちゃうくらい嬉しかった。






「(あたしって単純だなぁ・・・・・)」


そう少し自分に呆れながらも、あたしは少しだけ大輝の手をつなぐ力を強めた。






















「これ奈緒にそっくりじゃん」


大輝が笑いながら指すのはハリセンボン。



「どーゆー意味?(怒」


「うーん? 顔、まんまるって意味」


「最悪!!」


「図星だからって、そー怒んなよ」


「だったら大輝はこれだよ!!」


そう言ってあたしが指したのは"カサゴ"。